和歌山県すさみ町 2024年5月11日(土)〜5月12日(日) 1泊2日【47,000円】
食材の裏側を知り、五感で味わうケンケン鰹と漁業体験ツアー
すさみ名産・ケンケン鰹の漁業、セリ、調理までの食の現場を一気通貫で体験。夜は鮨屋を貸切り、地元水揚げの鮮魚を堪能します。
【食事回数】朝食:1回 / 昼食:1回 / 夕食:1回
【送迎の有無】有
現地実習プログラム概要
3〜5月に最旬を迎え、すさみのブランド魚である「ケンケン鰹」を取って水揚げし、競りにかけて、その場で捌いて食べるまでの、食の裏側にある体験を丸ごと味わうプログラムです。すさみという土地の風土や生業を知り、漁師の過酷な現場を直に体験し、仲買人のリアルな競りを目の当たりにする。この地でしか感じることのできない食のあり様を見て頂き、この町に住む人々の生き様に共感しながら、その食材を「食べる」ことの贅沢を味わって頂ければ幸いです。1日目には、刺網漁で獲れるすさみの地魚と未利用魚について町の課題も学びながら、夜はすさみ唯一の鮨屋を貸し切り、特別コースをご堪能いただきます。
背景
古くから“ケンケン漁”というカツオ漁の盛んな、和歌山県すさみ町。紀南沖を黑潮が流れ、 アングラーにとっても⻑崎県五島列島に匹敵する釣りの聖地として知られる、海の恵みが 大変豊かな土地です。品質のいい海産物が水揚げされる自然環境に恵まれながらも、自然が 本当に豊かであるからこそ過疎化・人口減少は進んでおり、漁師の数も最盛期には 330 名 だったのに対して現在 80 名と 1/4 にも縮小しており、そんな生産地であるすさみの水産業 の素晴らしい魅力と難しい課題を、消費地である都会の皆さんに体感いただきたく当プログラムを実施します。
参加者に期待すること
過疎化に伴い漁師は減るとともに空き船は増え、後継者は不在で残された現役漁師も高齢 化が進む一方。大消費地から遠い地理状況によって流通販路は限られるとともに、町内に4 つあった漁港も現在は1つのみに稼働をシュリンクし、コロナも重なって水産業従事者の 収入低迷も加速。悠久の世から海とともに暮らし、歴史の中で大切に守ってきた良質な水産資源を持ちながらも、漁業の持続性そのものに影が落とされています。漁を生業とする港町は全国どこも大同小異で苦しい状態にあり、水産業を巡るすさみの課題でありながら日本の問題でもあると言えます。
このプログラムをきっかけに、すさみ町と継続的に関わり、共に地域課題を解決してくれる仲間=関係人口になってくださることを期待します。
行程
【1日目】
13:30:FRONT110集合・移動
14:00:見老津漁港到着
すさみの地魚「刺網漁体験(仮)」
16:00:水揚げ・網の外し作業
16:30:ホテルチェックイン
17:00:<夕食>@鮨霧にて貸切「特別コース」
20:00:ホテル@サンセットすさみ宿泊
【2日目】
5:30:出船「ケンケン漁」の生業体験
<朝食>船の上でも食べれる朝食をご用意
11:00:帰港
12:00:<昼食>取れたその日でしか味わうことのできない幻の「もち鰹」を実食
13:00: すさみの市場にて競り体験
14:00:「ケンケン鰹」の産地直送の即売会※希望者のみご自宅へ発送
15:00:プログラム終了・送迎
【往路の送迎について】
◆JAL⽻⽥発ー南紀白浜の場合
·第二便 11:30ー12:45着(バスにて岩崎が送迎)
◆JR特急くろしおの場合
·周参見駅12:21着(周参見駅徒歩すぐのFRONT110にて13:30集合)
◆車の場合
·FRONT110にて13:30集合
【帰路の送迎について】
◆JAL南紀白浜ー羽田の場合
·18:30ー19:40着
◆JR特急くろしおの場合
·白浜駅16:29発
【集合場所について】
集合時間:13:30
集合場所:SUSAMI TRAVEL COUNTER FRONT110
周参見駅12:21着で到着される皆さまは、FRONT110の2Fにてフリースペースもございます。
また駅周辺に定食屋(すさみ食堂がおすすめ)もございますのでご利用ください。
【ホテルについて】
ホテル:ホテルサンセットすさみ
アメニティ:歯ブラシ、コーム、カミソリ、浴衣(※有料でスキンケアあり)
温泉:シャンプー、リンスー、ボディソープ、洗顔フォーム
現地実習先の講師(ガイド)プロフィール
合同会社SHARE LOCAL
共同代表/水の人
編集/企画/地域コーディネーター
源口 葉月
Minaguchi Hazuki
奈良の地域企業に10年間勤め、本・雑誌・ウェブ・動画の制作ディレクションをはじめ、イベントやワークショップの企画運営、コワーキングスペースなど拠点づくりに携わる。現在は、和歌山県すさみ町に移住し、新たな観光拠点「FRONT110」をプロデュース、アウトドアツーリズムの商品設計や地域企業のブランディングなど伴走支援を行う。2022年1月に、合同会社SHARELOCALを設立。地元漁師さんらとともに未利用魚の商品開発や農林漁業をベースにした生業体験事業などに取り組んでいる。
引率先生
この現地実習は以下の食の熱中小学校教諭が引率者として同行します。
黒笹 慈幾(高知大学地域協働学部 客員教授)
1950年生まれ。1974年小学館入社。「三丁目の夕日」「釣りバカ日誌」「人間交差点」などコミックのヒット作を生み出す。その後ラピタ、ビーパル、edu編集長をつとめる。「釣りバカ日誌」の主人公ハマちゃんのモデル。2011年高知へ移住、南国生活技術研究所を設立。高知大学地域協働学部客員教授。2019年高知県観光特使に就任。
持ち物や服装について
1日目:漁業体験を行いますので、動きやすく、汚れてもいい服装と運動靴でお願いします。
2日目:船に乗りますので、濡れてもいい服装と滑りにくい運動靴でお願いします。
約5時間ほど漁師船に乗船しますので、船酔いする方は酔い止めをご持参ください。
※ライフジャケットはこちらで用意いたします。
※長靴がご用意可能な人はご持参ください。
注意事項
お申込み
【お問合せ】
実施団体:一般社団法人すさみキャンパス
Eメール: atman0330@gmail.com, mizukami_c01@town.susami.lg.jp
TEL:0739-55-2004(担当:岩崎、水上)
申し込み期限:2024年4月30日まで
定員および最少催行人数:定員10名/最小催行人数5名
支払い方法:振込み
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