和歌⼭県⻄牟婁郡すさみ町 11月3日(金・祝)〜5日(日) 【費用:88,000円】

生産地のリアルを知り、食のサステナビリティについて考えるプログラム

  • 日程:11月3日(金・祝)〜5日(日)
  • 地名:和歌⼭県⻄牟婁郡すさみ町
  • 費用:88,000円(税込)
    (※企画費、宿泊費、漁業体験費、町内移動経費、保険料オールインクルード)

現地実習プログラム概要

すさみという土地の風土と生業を知り、秋のイセエビシーズンに合わせて、すさみの海の豊穣さと旬のダイナミックなイセエビ漁のリアリティを体感いただくプログラムです。


獲れたイセエビを用いた漁師めしの朝食や、魚価低落や未利用魚、空き船や後継者問題など、日本の漁業が抱える課題も現場視点で実感いただきます。


海とともに生きてきた島国がこれからもサステナブルに海の恵みを享受していくために、どうしていくべきなのか一緒に考え、その思考の中で資源の循環について、学んでいただきます。

背景

古くから“ケンケン漁”というカツオ漁の盛んな、和歌山県すさみ町。紀南沖を黑潮が流れ、 アングラーにとっても⻑崎県五島列島に匹敵する釣りの聖地として知られる、海の恵みが 大変豊かな土地です。

品質のいい海産物が水揚げされる自然環境に恵まれながらも、自然が 本当に豊かであるからこそ過疎化・人口減少は進んでおり、漁師の数も最盛期には 330 名 だったのに対して現在 80 名と 1/4 にも縮小しており、そんな生産地であるすさみの水産業 の素晴らしい魅力と難しい課題を、消費地である都会の皆さんに体感いただきたく当プロ グラムを実施します。

困っていること

過疎化に伴い漁師は減るとともに空き船は増え、後継者は不在で残された現役漁師も高齢 化が進む一方。大消費地から遠い地理状況によって流通販路は限られるとともに、町内に4 つあった漁港も現在は1つのみに稼働をシュリンクし、コロナも重なって水産業従事者の 収入低迷も加速。悠久の世から海とともに暮らし、歴史の中で大切に守ってきた良質な水産資源を持ちながらも、漁業の持続性そのものに影が落とされています。

これはすさみの現況ですが、漁を生業とする港町は全国どこも大同小異で苦しい状態にあり、水産業を巡るすさみの課題でありながら日本の問題でもあると言えます。持続できなくなれば、消費地に新鮮 で品質のいい魚を届けられなくなります。

参加者に期待すること

すさみの水産業が抱える課題を“魚をテーマにした日本の消費地と生産地を結ぶサステナビ リティの問題”と捉えていただき、そこにブレイクスルーやイノベーションを起こすビッグ アイデアやビジネスデザインの提案を期待します。

その過程に面白みを感じていただき、ソリューションの実装やプロトタイピングでさらに継続的にすさみ町の水産業の再建を共創いただく仲間となっていただける方が生まれたらとてもうれしいです。

このプログラムへの参画をきっかけに、副業や移住などよりコミットいただける仲間ができたら最高です。

日程

Day 1
行きの飛行機は選択できます
羽田発ー南紀白浜着
・第二便 11:30ー12:45着
・第三便 16:30ー17:45着
14:00農業体験
太間川_みずみやび農園・矢形さん
すさみ発祥レタスの収穫・その他葉物野菜の収穫・畑で収穫した野菜の試食など
16:00道の駅すさみ>>町内視察
17:30ホテルサンセットすさみチェックイン
温泉など自由時間
18:30夕食
収穫した「すさみレタス」とすさみの銘柄肉「イノブタ」のしゃぶしゃぶコース
(宿泊)サンセットすさみ(個室、トイレ風呂は共同)
Day 2
5:00出港→イセエビ漁師船_乗船(予定)→江洲ノ川・吉見丸の下村さん
8:00帰港→平松漁港にてエビ外し作業→平松エビアミ組合の漁師の皆さん
9:00漁師のお母さんたちがつくる朝ごはん→イセエビ漁師汁、ごはん
10:00町長と歩く漁師町ガイドツアー
12:00昼食→未利用魚を使った「魚すき」と郷土料理「さんま寿司」(予定)
13:00休憩(自由時間)
16:00地元のお母さんとつくるすさみの食材を使用した料理
もしくは、町内の視察「TUZUMI」「江住小学校」など
18:30町長の家にて伊勢海老鍋を囲む交流の宴
(宿泊)サンセットすさみ(個室、トイレ風呂は共同)
Day 3
8:00ホテルサンセットにて朝ごはん
10:30紀州備長炭の炭窯視察→窯元・小守さん
12:00紀州備長炭を味わう炭窯ごはん
13:00昼食後解散→帰京

私がご案内します

すさみ町長 岩田 勉

引率先生

この現地実習は以下の食の熱中小学校教諭が引率者として同行します。

柏原 光太郎 先生
一般社団法人日本ガストロノミー協会 会長
食の熱中小学校 校長

1963年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集部などを経て、ニュースサイト「文春オンライン」、食の通販「文春マルシェ」を立ち上げる。グルメガイド「東京いい店うまい店」編集長も務めたほか、2018年には美食倶楽部「日本ガストロノミー協会」を立ち上げ、会長に就任。「とやまふるさと大使」も務める。2023年「ニッポン美食立国論」を出版。

中川 めぐみ 先生
釣りアンバサダー / ツッテ編集長 / 株式会社ウオー代表取締役

1982年富山県生まれ。GREE・電通で新規事業の立ち上げ、ビズリーチで広報などに関わる。その間に趣味としてはじめた釣りの魅力に取り付かれ「釣り × 地域活性」事業で独立。 釣りや漁業を通して日本全国の食、景観、人、文化などの魅力を発見・発信することを目指し、各地で観光コンテンツの企画やPRの仕事に従事。また漁業ライターとして、グルメニュース、おでかけメディア、新聞などで、釣りや漁業を起点とした情報の執筆を行う。水産庁や環境省、富山県庁等の委員も務める。

持ち物や服装について

服装は汚れてもよい格好でお越しください。

注意事項

・甲殻類アレルギーの方はご留意ください。
・最少催行人数6名。人員に満たない場合、 現地実習の開催を中止することがあります。 

お申込み

実施団体:すさみ町
お問い合わせ先:
Eメール: atman0330@gmail.com, mizukami_c01@town.susami.lg.jp
TEL:0739-55-2004
担当:岩崎、水上

【お申し込み方法】

お申し込みを希望される方は、上記問い合わせ先まで、ご連絡ください。

募集期間を延長しました!!
募集締切:2023年10月20日(金)まで


支払い方法:銀行振込やクレジットカードにてお支払ください。
お申込み確認後にこちらからお支払いについてご案内します。

キャンセルポリシー

お客様のご都合によるキャンセルにはお取消料をいただいております。
お取消料のお支払いをご了承の上、お申込ください。
7日前〜2日前30%、前日50%、当日100%、現地実習開始後の解除および無連絡不参加100%

動画

和歌山県すさみ町 岩田勉町長 インタビュー

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