和歌山県かつらぎ町 2023年9月16日(土)~9月18日(月・祝) 【費用:60,000円】

持続可能な食と農を考える林間学校 in 高野山

募集は締め切らせていただきました。たくさんのお申し込みありがとうございました

  • 日程:2023年9月16日(土)~9月18日(月・祝)
  • 地名:和歌山県かつらぎ町新城地区
  • 費用:60,000円(税込)
    料金に含まれるもの:2泊分の宿泊費、期間中の食事代(アルコールは別)、傷害保険、ガイド代
    料金に含まれないもの:個人的な費用(お土産代、食事の際のアルコールなど)
  • 送迎:あり(飛行機の方は関西国際空港、新幹線の方は日根野駅から往復送迎いたします)

現地実習プログラム概要

弘法大師・空海によって開かれた仏教の聖地、高野山。
仏教とともにある日本古来の伝統食「精進料理」。

歴史ある高野山のお寺で宿坊を体験し、精進料理をいただくことで、日本伝統の食文化が持つ持続可能性について、学びます。
高野山の麓、かつらぎ町新城地区で栽培し、ブランド化を狙う高原米”新城米”。新城米の収穫を体験します。

農業の担い手不足や収益の確保など、地域農業を継続していく上での課題について、農家の方に直接お話を伺い、農業を持続させるための取り組みについて、意見を交わします。

最終日の夜は、県内有数の人気グランピング施設で、和歌山の雄大な自然を満喫いただきます。

背景・困っていること

昨今、SDGsが叫ばれる中、ヴィーガン食に注目が集まっているものの、ネットに掲載されているヴィーガンレシピを作ろうとすると、輸入食品に行き着いてしまいます。

精進料理は、日本の伝統の食文化であるため、使われる食材は日本で取れるものばかり。今一度、精進料理に焦点を当てることで、輸入食品に頼らない、国内生産・国内消費が根付き、本当の意味で持続可能な食文化の形成につながるのではないでしょうか?

また、持続可能な食文化の下支えとなるのは、やはり地域農業です。

持続可能な地域農業の形成なしには、持続可能な食文化の形成はなし得ません。しかし、高齢化が進んで担い手がいない。若手がいても多大な初期投資がかかる。農業をしていても利益が出ない。地域農業の持続には問題が山積しています。

都市圏から移住し、クワ一本から農業を始め、標高の高い過酷な環境で農作物を生産している農家の方と交流することで、地域農業の実情を知って頂き、持続可能な農業について考えることができる機会となるのではないでしょうか?

参加者に期待すること

①昨今、SDGsが示され、持続可能な世界を実現することの必要性が叫ばれている中、ヴィーガン食に注目が集まり、度々耳にするようになりました。しかし、日本古来のヴィーガン食 精進料理はあまり注目が集まっていないのが現状です。一度、精進料理が持つ可能性に注目をして頂きたいと思います。

②近年、食生活が多様化し、日本における米の消費量が減少しています。需要が減っている一方で、国産米のブランド化が進み、競争が激化しています。
そんな中、持続可能な農業経営を行うため、新城米にどのような付加価値を付けることが可能か。
客観的な視点で新城米の強みや特徴を分析いただきたいと思います。

スケジュール・旅程

9月16日
10:30 関西国際空港集合
11:15 日根野駅集合
13:00 昼食
14:00 奥の院参拝
17:00 普賢院(宿坊)到着
精進料理についての法話
夕食(精進料理)
9月17日
朝のお努め・朝食
9:00 普賢院出発
10:00 新城地区 稲刈り体験
13:00 昼食(おむすび)
14:00 セミナー・意見交換会
(新城地区における農業振興の取組について)
16:00 たまゆらの里チェックイン
17:00 飯盒炊さん・夕食
9月18日
8:00 朝食
9:00 出発
10:00 地域産品販売所(道の駅)見学
12:00 日根野駅到着
12:30 関西国際空港到着

私たちがご案内します


ガイド役:普賢院 副住職/宝聚院 住職 森 寛杲(もり かんごう)

高野山の山内では52ヶ寺が宿坊を提供しており、高野山参詣の方はもとより、年間を通じ様々な目的で高野山を訪れる皆様がお泊まりに なられます。

院の名前がさし示すように普賢菩薩を本尊とする普賢院は、高野山のほぼ中央に位置しており、その始まりは大冶年間(十二世紀)に覚王親王が高野山に登山された折、念持仏の普賢菩薩を力乗上人に与えられたことから、院が開かれたとされています。

周りを杉木立に囲まれ四季折々の自然を楽しむことができ、高野山系より湧き出るミネラルたっぷりの水を使ったお風呂が、旅の疲れを 洗い流してくれます。

お食事は、高野山名物胡麻豆腐をはじめ、山の幸を中心とした本格的な精進料理をお召し上がりいただきます。

普賢院の宿坊ならではのおもてなしを、どうぞお楽しみください。

ガイド役:戸田農園 戸田 真寿

最も重要なこと、それは
「自然のうま味に対して誠実であること」
それこそが、農作物を作る私達農家の誇りです。

そのために、和歌山はかつらぎ町 新城という、
標高400mの高野山ふもとの、過酷な地域を選んで
農業に勤しんでいます。

この地域は、山の澄み切った湧水が流れ
寒暖差の激しい気候で、磨き抜かれる農作物

ここで採れる野菜やお米は
どれも、みずみずしさと、うま味、甘みに満ち溢れています。

その良さを知ったからこそ
この地域にこだわり
今日も農作物を作り続けています。

ぜひかつらぎ町のお越し頂き、この旨さを感じ取ってください。

持ち物や服装について

田んぼで稲刈り体験を実施しますので、動きやすく汚れても良い服やタオル等をご持参ください。
長靴・軍手はこちらで用意します。
高野山は標高が高く、特に夜間は肌寒く感じるかと思われますので、上着をご持参いただくことをお勧めいたします。

注意事項

・普賢院は個室部屋で、バス(大浴場)とトイレは共用です。
・たまゆらの里はコテージ1棟貸切の相部屋で、バスとトイレは各コテージにございます。
 普賢院HP https://www.fugen-in.com/
 たまゆらの里HP https://www.tamayura-sato.com/
・雨天時等はスタッフの判断によって、工程が予告なしに変更になる場合がございます。
・最少催行人数7名。人員に満たない場合、 旅行の実施を中止することがございます。

お申込み

実施団体:紀州かつらぎ熱中小学校 事務局
お問い合わせ先:
Eメール: necchu.katsuragi.kishu@gmail.com
担当:教頭 中前光雄、生徒会長 大家啓徳

お申し込みフォーム
募集は締め切らせていただきました。たくさんのお申し込みありがとうございました

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7日前~5日前25%、4日前~2日前50%、前日50%、当日100%、現地実習開始後の解除および無連絡不参加100%

動画

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