十勝ガストロノミー・フィールドプログラム2026

畑を知り、畑を食べる。
~十勝の食と地域資源を巡る2日間~
十勝は、日本有数の食料生産地です。
しかし、その価値は「おいしい農産物が採れる」ということだけではありません。
この土地には、開拓の歴史があり、日本有数の農業・酪農が育んだ風土があり、生産者や料理人が受け継いできた文化があります。
本プログラムでは、十勝の食・農・歴史・文化といった地域資源を巡りながら、「十勝ガストロノミー」の可能性を参加者の皆さんと一緒に考えます。
十勝開拓の歴史を学び、生産者とともに畑を歩き、料理人が十勝の食材を一皿へと昇華させる瞬間に立ち会う。
そして、生産者、料理人、醸造家、参加者が同じ食卓を囲み、十勝という土地の魅力や未来について語り合う2日間です。
「食べる」だけでは終わらない。
十勝ならではのガストロノミーを、ぜひ一緒に体感してください。
▼ 参加申込みはこちら

■ナビゲーター

柏原 光太郎 先生
一般社団法人日本ガストロノミー協会 会長
食の熱中小学校 校長
日本各地のガストロノミーツーリズムを取材・実践し、地域の食・文化・風土を一体として伝える活動を続ける。著書・講演も多数。
本プログラムでは、生産者・料理人・醸造家・学芸員・参加者をつなぐナビゲーターとして同行し、十勝ガストロノミーの魅力や地域資源の価値を、参加者の皆さんとともに考えます。
PROGRAM
◆DAY1 | 7月19日(日)
畑を知るフィールドプログラム
参加費:5,000円(税込)
集合時間:9:50
集合場所:帯広百年記念館 ロビー
10:00〜11:30 帯広百年記念館

旅の始まりは、帯広百年記念館。
十勝がどのように開拓され、日本有数の食料生産地となったのか。
畑を見る前に、その背景にある歴史を知ることで、このあと訪れる畑の景色がまったく違って見えてきます。
今回は、歴史担当学芸員・大和田努先生による特別ガイド。
依田勉三や晩成社をはじめとする十勝開拓の歴史や農業の歩みについて、実際の史料をもとにご案内いただきます。
■ガイド紹介

大和田 努 先生
帯広百年記念館 学芸員
本別町生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了(日本史学専攻)。
帯広百年記念館では歴史担当学芸員として十勝開拓に関する史料調査を担当。晩成社や依田勉三に関する研究を続けるほか、小学校の地域学習や一般向け展示解説なども担当しています。
(帯広百年記念館終了後は、各自で上士幌町へ移動していただきます)
12:30〜15:00 オリベの豆や(上士幌町)

午後は、「オリベの豆や」代表・関口嘉子先生の農場を訪問します。
約30種類もの豆を育てる畑を歩きながら、在来品種や豆づくりへの想いを伺います。
この時期は、色とりどりの豆の花が一斉に咲き誇る、一年でも限られた季節。
畑には美しい「豆の花のアーチ」が広がり、その中を歩きながら、生産者だからこそ語れる十勝の畑の魅力を体感していただきます。

昼食には、ハンバーガーショップ「tobachi」特製ランチをご用意。
満開を迎える豆の花のアーチの下で、オリベの豆やの豆を使ったチリビーンズバーガーなど、この日だけの特別メニューを味わいながら、生産者との交流をお楽しみください。
■ガイド紹介

関口 嘉子 先生
オリベの豆や 代表
北海道・上士幌町で約30種類の豆を栽培。その半数以上は農協でも扱われなくなった在来品種です。
「誰かが作り続けなければ消えてしまう豆を守りたい。」
そんな想いから、自家採種・小ロット生産を続けています。
また、豆トレカや豆あてゲームなど、遊びを通して豆を学ぶ独自プログラムを考案し、各地で食育活動も行っています。
【希望者限定】
17:30〜 日本料理 八寸
十勝の豆を味わう特別ディナー

参加費:15,000円(税込)
昼間に畑で出会った豆が、料理人の手によってどのような一皿へと生まれ変わるのか。
北海道ミシュランで二度星を獲得した名店「八寸」で、この日限りの特別「豆」コースをお楽しみいただきます。
■料理人紹介

木幡 好斗 先生
日本料理 八寸 店主
京都・祇園の老舗割烹で修業を積み、1994年に帯広で「日本料理 八寸」を開業。
北海道ミシュランで二度星を獲得した、十勝を代表する日本料理店です。
毎朝七時から出汁を引き、素材本来の味を大切にした丁寧な仕事で、多くの食通を魅了し続けています。
◆DAY2 | 7月20日(月・祝)
畑を食べる感謝の朝食
集合時間:5:30
集合場所:坂東農場(芽室町)
参加費:6,000円(税込)
5:30〜6:30 朝露が残る畑で、スイートコーンを収穫

畑で実ったスイートコーンを、自分の手でもぎ、そのまま丸かじり。
噛んだ瞬間に果汁があふれ、まるでジュースを飲んでいるかのような甘さとみずみずしさ。
畑でしか味わえない、収穫した瞬間の感動をぜひご体感ください。
そして、そのおいしさを育んだ畑づくりや、その背景にある生産者の想いを伺います。
6:30頃〜7:30頃 畑を丸ごといただく、感謝の朝食

料理を担当するのは、イタリアン・フレンチ「nil Calme」の杉本泰隆シェフ。
朝採れスイートコーンを使った限界まで素材を活かしたコーンスープをはじめ、十勝の旬の食材をライブクッキングで仕上げ、出来たてをお召し上がりいただきます。

また、兄・眞鍋弘熙さんと妹・眞鍋悠眸子さんが共同代表を務める、十勝清水町の自然派ワイナリー「レヴノーブル」によるワインの紹介・試飲も予定。

生産者、シェフ、醸造家、参加者が同じテーブルを囲み、「畑を食べる。」という特別な朝をお楽しみください。
8:00頃 解散予定
■生産者紹介

坂東 俊徳 先生
坂東農場
十勝・芽室町で小麦、馬鈴薯、小豆などを栽培。約71haの圃場で多様な作物を育てる傍ら、農場体験やフライドポテトのキッチンカーを通じて、地域の食文化や農業の魅力を伝える活動にも取り組んでいます。
小麦ヌーヴォーの代表生産者の一人として、生産地と消費地をつなぐ架け橋となり、畑の魅力を伝える体験ツアーや、「土から考えるパンづくり」をテーマにトップシェフとの講習会を開催するなど、十勝の食文化発信でも知られています。
■ガイド紹介

岡野 香子 先生
香ノ舎(かのや)代表
北海道認定アドベンチャートラベルガイド
神奈川県出身。システムエンジニアを経て北海道へ移住。
知床やウトナイ湖、宮島沼などで自然ガイドとして経験を積み、その後、株式会社いただきますカンパニーでは畑ガイド・食育部門マネージャーとして活躍。
現在は「香ノ舎」を主宰し、北海道知事認定アウトドアガイド、北海道認定アドベンチャートラベルガイドとして、畑・自然・食文化をつなぐ体験づくりを行っています。
■シェフ紹介

杉本 泰隆 先生
nil Calme(ニル カルム)料理長
十勝の旬の食材に合わせて料理を組み立てるイノベーティブレストラン「nil Calme」のシェフ。
イタリアンやフレンチの伝統技法を大切にしながら、その日届く最高の食材に合わせて料理を生み出すスタイルで、多くの食通を魅了しています。
■醸造家紹介

眞鍋 弘熙 先生・眞鍋 悠眸子 先生
レヴノーブル(Les Rêves Nobles)共同代表
十勝清水町で無農薬・無化学肥料によるブドウ栽培を行い、人為的な介入を最小限に抑えた自然派ワインを醸造。十勝の風土を映し出すワインとして高い評価を受けています。
今回は今年リリースされたワインに加え、新たなワインもご紹介いただく予定です。
【ご案内】
- 各プログラムは現地集合・現地解散となります。
- 送迎バス等のご用意はございません。
- 会場間の移動は各自でお願いいたします。
- 集合場所の詳細は、申込者に別途ご案内します。
- DAY1のみ、DAY2のみのご参加も可能です。
- 参加費は、食事・食材費を含むプログラム実施に必要な実費をご負担いただくものです。
【お申し込み】

定員:各日15名(先着順)
お申し込みは定員になり次第締め切ります。
「畑を知り、畑を食べる。」
畑を歩き、生産者と語り、料理人が仕立てる一皿を味わいながら、十勝ガストロノミーの魅力と可能性を一緒に考える2日間です。
十勝だからこそ出会える人、景色、そして味わいを、ぜひご一緒しましょう。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

