熊本県人吉球磨地域 2023年10⽉13⽇(⾦)〜10⽉15⽇(⽇) 【費用:33,000円〜】
霧降る里の元氣米を五感で楽しむプログラム
募集を締め切らせていただきました。たくさんのお申し込みありがとうございました!
- 日程:2023年10⽉13⽇(⾦)〜10⽉15⽇(⽇)
- 地名:熊本県人吉球磨地域
- 費用:33,000円〜(税込)
※パンフレット記載の金額から変更があります
◯料金に含まれるもの:1泊分の宿泊費(2日目の農泊のみ)、期間中の食事5回(13日ー夜、14日ー昼・夜、15日ー朝・昼)、傷害保険、ガイド代
◯料金に含まれないもの:初日の人吉市内宿泊費用(10.000円前後、宿泊先により異なる )、個人的な費用
※1泊目の宿泊は各自で予約および支払いが必要です。 - 送迎:あり(※指定の便に限り、鹿児島空港より往復送迎いたします)
現地実習プログラム概要
無農薬製法で作られた田んぼでの米の収穫体験や農泊調理体験は、自然と触れ合い地域の農業文化を体感する絶好の機会です。さまざまな活動について、少し詳しく説明します。
1.無農薬製法の田んぼでの米の収穫体験: 無農薬の田んぼでの米の収穫体験は、自然環境に恵まれた場所で、農業の基本的な作業を体験することができます。籾摺りなど、お米作りの過程、農業の労働に触れ、地元の農家の知識と技術を学ぶことができます。
2.グリーンツーリズム(農泊体験)
背景
熊本県人吉球磨地方(人口約8万人)は、山々に囲まれた完全なる盆地に日本三急流の球磨川が中央を流れる自然豊かな地域である。 さらに、鎌倉初期より明治維新まで実に約700年余にわたり相良氏が統治したことで、「相良700年が生んだ保守と進取の文化」~日本でもっとも豊かな隠れ里-人吉球磨~として「日本遺産」に認定されている。相良氏の居城であった人吉城跡があり、地域の政治経済の中心である人吉市(約30,000人)における主な産業は、商工観光業、酒造業(米を原料とする「球磨焼酎」)であり、近隣9町村においては、豊かな自然環境を活かした農林業が盛んである。
しかしながら、近年では少子高齢化、農林産物の価格低迷により農林業の担い手は年々減少している。特に、米農家においては、元々農家1件あたりの栽培面積が狭小の上、農地整備や集約がすすまず、生産基盤が脆弱である。さらに米価の低迷等により、担い手不足が加速している。
現在、消費者の健康志向に伴う高付加価値化や直販による流通体系の見直し、作業の省力化による生産性の向上が検討されているが、改善が思うように進まない現状が課題となっている。
困っていること
令和2年7月豪雨による甚大な被害に加え、前述のとおり、農家の高齢化と担い手不足による生産基盤の脆弱化や地域の弱体化が進んでいる。⽶価の⼤幅な下落に加え、 ⽣産資材価格の⾼騰で営農継続が困難になっており、そのような状況下で新規就農の道は厳しく、再⽣産可能な適正な⽶価形成が求められている。また、有機農業者は単独で営農しているケースが多く、技術が継承されない問題があり、広域ネットワークで、技術を繋いでいくことが必要である。
若者が就農しやすく、安⼼して⽣活できる収⼊を得るためには、技術を継承できる体制を整備し、既存のお⽶との差別化を図った環境に優しく付加価 値の⾼い有機⽶の推進や持続可能な⾷糧システムを構築することが急務である。
参加者に期待すること
適切な価格転嫁の実現には、銘柄や価格に左右される消費⾏動から、消費者の選択肢を増やすことが重要です。 国が掲げる「みどりの⾷料システム戦略」の実現には、環境に配慮し化学合成農薬・化学肥料を⼀切使⽤しない有機⽶が果たす役割は⼤きく、人吉球磨の生産者は、医⾷同源の考えのもとに、合鴨を水田に放し、雑草や害虫を食べてもらうことにより、除草剤や化学合成農薬、化学肥料を一切使用しない稲作りにこだわっています。
ついては、参加者には、実際の産地の自然やほ場を現地で見て、稲刈り作業や釜焚き炊飯を肌で体験し、作り手や生活者の話を聴き、語り合い、さらに実際に「アイガモ有機米」を味わうことで、その価値について、強く深く認知していただきたいと思っています。
また、そこから得られる学びや気づきを自身の本業にも活かしていただくとともに、生産者等との交流を通じて、有機米の価値向上のために何が必要かをともに考え、提案いただきたいです。
さらに宿泊体験については、オーナー本田節氏の原点である故山北幸さんから受け継いだ“もったいない精神”の実践・伝承の場において、 かけがえのない郷土の食文化や“もったいない精神”を時流に合った手法で次世代へと繋ぐ体験をしていただければと思います。
ここでの体験を通して、 大切な人とこの地球で心地よく生き、持続可能な暮らしを紡いでいくことの幸せを共有しましょう。
日程
10月13日(金) | |
(集合場所) | 鹿児島空港 |
※以下のいずれかの便で到着の方に限り、現地までスタッフが送迎いたします。 ・JAL 651 東京(羽田)16:35→鹿児島18:25 ・ANA627 東京(羽田)16:50 - 鹿児島18:40 | |
19:20 | 各ホテルチェックイン |
20:00 | 懇親会 |
(宿泊) | 人吉市内ホテル(各自手配) |
10月14日(土) | |
(朝食は各自ホテル等でお済ませください) | |
9:00 | 各ホテル送迎、くまりば出発 → 棚⽥⾒学 |
10:00 | 稲刈り体験 (よけまん)※おやつ付き(温泉⼊浴/希望者) |
13:00 | 昼食(キッチンカーにてグリーンツーリズムメンバーによる新米を使った昼食を提供。温泉も入浴可能です。) |
14:00 | 農泊/調理体験 引率講師・北村貴先生によるワークショップおよび意見交換等 |
18:00 | 現地農家/グリーンツーリズムメンバーとの交流 |
(宿泊) | リュウキンカの郷(男女別の相部屋になります) |
10月15日(日) | |
8:00 | 朝食 |
9:00 | 出発 |
9:40 | 白岳伝承蔵 |
10:15 | 立山商店(10種のお茶飲み比べ体験) |
11:30 | 国宝青井阿蘇神社見学 |
12:00 | 町屋ギャラリー立山 |
13:00 | 鹿児島空港へ移動 |
(解散場所) | 鹿児島空港 |
※以下のいずれかの便で到着の方に限り、スタッフが空港まで送迎いたします。 ・ANA626 14:30鹿児島発→16:10羽田着 ・JAL648 14:45鹿児島発→16:25羽田着 |
私たちがご案内します
リュウキンカの郷 代表 本田 節
相良村の専業農家生まれ。37歳の時にガンの闘病生活を経験。1989年「ひまわりグループ」を結成し、ボランティアやまちづくり活動を開始。そこで出会った仲間たちと、1998年に「もったいない」をキーワードに、食を地域資源とした拠点「郷土の家庭料理ひまわり亭」をオープン。平成29年、球磨郡あさぎり町にて、「食・農・人総合研究所リュウキンカの郷」を開所。食を軸に、次世代の農業農村を担う人材育成に奮闘中。
リュウキンカの郷について
https://ryukinka.com/
球磨地域有機農業推進ネットワーク代表/人吉アイガモ農法研究会代表 荒毛正浩 (写真:下段左)
合鴨を水田に放し、雑草や害虫を食べてもらうことにより、除草剤や化学合成農薬、化学肥料を一切使用しない稲作りにこだわっています。
人吉アイガモ農法研究会代表
https://peraichi.com/landing_pages/view/aigamo/
引率先生
この現地実習は以下の食の熱中小学校教諭が引率者として同行します。
北村 貴 先生
株式会社グロッシー 代表取締役
北海道十勝生まれ。1997年日本で2番目となるITマーケティング会社(株)マーケティングジャンクションを起業、2005年Uターンし(株)グロッシーを創業。 全国の料理家350人や生産者と「毎日のテーブルにストーリーを」をテーマに、食が創り出す豊かな生活を提案。また大手メーカーやレストランの商品開発、PRを手掛ける他、全国の自治体や地域に根付く企業とともに様々なビジネス活動を行っている。
持ち物や服装について
・稲刈り体験時には汚れてもいい服装(長袖長ズボン)
・タオル、帽子等
注意事項
・雨天時等はスタッフの判断によって、工程が予告なしに変更になる場合がございます。
・最少催行人数5名。人員に満たない場合、 旅行の実施を中止することがございます。
・1泊目の宿泊は含まれておりません。10/13(金)の宿泊は各自ご予約をお願いいたします。
・⼦供受け⼊れ可否(⼦供料⾦の設定)につきましては、別途ご相談ください。
お申込み
共催:一般社団法人ドットリバー/人吉市役所
お申し込み/お問い合わせ先:ひとよしくま熱中小学校 事務局
TEL:050-1744-5666
Eメール: office@dot-river.com
担当:西、祇園下
【お申し込みフォーム】
募集を締め切らせていただきました。たくさんのお申し込みありがとうございました!
定員:10名
※定員になり次第、早期に締め切らせていただきます。
支払い方法:銀行振込 (振込手数料はご負担ください)
キャンセルポリシー
お客様のご都合によるキャンセルにはお取消料をいただいております。
お取消料のお支払いをご了承の上、お申込ください。
7日前〜2日前30%、前日50%、当日100%、現地実習開始後の解除および無連絡不参加100%